蒸し暑い熱帯夜に就寝するとき、エアコンのタイマーを数時間で切るように設定するか、朝までつけっぱなしにするかで悩みますよね?
電気代を少しでも節約するために切タイマーを選ぶ人がいる一方、途中で暑くなって目が覚めてしまう経験は誰でもがあるはず。
就寝時のエアコンの使い方において、「タイマー稼働」と「連続稼働」でどの程度の電気代差が生じるのか?そしてその差額に対して室内環境がどのように変化するのか?ということ、気になりますよね。

この実験では、夜間8時間(23時〜翌7時)の就寝時を想定し、「朝までつけっぱなし」にした場合と「3時間の切タイマー設定」にした場合の2パターンで電気代と室温の変化が検証されていて、その結果、8時間の電気代は「つけっぱなし」が26.7円であったのに対し、「3時間切タイマー」は11.5円となり、一晩あたりの差額は15.2円だったのだとか。
重要なのは、タイマーが切れた後の室内環境の変化で、切タイマーを用いた条件では、運転停止から時間が経つにつれて室温が上昇し、明け方には室温が30℃を超える時間帯が発生したのだそうで、一晩あたり約15円の電気代削減と引き換えに、室内が熱中症のリスクを伴う温度に達する可能性が浮き彫りになりました。
とはいえ、これらの数値は特定の条件下で行われたメーカー試験に基づくものであり、どこのお家でも同じようになるとは言えませんが、実際の電気代や室温の上昇スピードは、使用するエアコンの畳数や省エネ性能、部屋の断熱性、外気温、設定温度などの環境要因によって変動します。
古い型のエアコンを使用している場合や、住宅の断熱性が低い環境では、冷房効率が落ちるため電気代の差額や室温の変化幅がより大きくなることも考えられます。
とはいえ、夜間の睡眠環境と節電のバランスを考慮する場合、一晩あたり約15円という差額の捉え方が判断の基準になりそうで、途中で目が覚めて睡眠不足になるリスクや室内での熱中症予防を優先するのであれば、朝まで適温を維持するほうがいいですし、そもそも1日15円だとすると1ヶ月では450円となり、その450円で寝苦しさを解消できるとなれば、安いものでは?
住宅の断熱性能が高く、タイマーが切れた後も室温が上がりにくい環境であれば、タイマー運転を活用して節約を図る選択肢もありでしょうけど、そんな環境は少ないでしょうから。
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